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迪化街

はじめまして


はじめまして。
このブログを運営している、totoです。

「なんだか、いつもちょっと調子が悪い…」

かつての私は、原因不明の頭痛や腹痛に日常的に悩まされていました。
料理人として無理を重ねて倒れた経験から、「自分の身体は、自分で守らなければ」と痛感することに。

そして、その答えを求めて、5年間暮らした台湾での家庭の食卓や、生活習慣の改善、中医学の知恵「薬膳」の中に、心と身体をととのえるヒントを見つけました。

このブログは、本物の味を知る元・中国料理人が、台湾の暮らしで学んだ現地の知恵と、日本中医薬膳師としての知識を掛け合わせ、「頑張りすぎない、手軽なおうち薬膳」のレシピや生活のヒントをつづる場所です。

むずかしい理論は後回しにして、まずは、あなたの日常の生活・食卓から、小さな“いたわり”を始一緒に始めてみませんか?

薬膳にたどり着くまでの物語

台北駅付近

料理人としての挫折と、台湾への旅立ち

日本で中国料理の料理人として働いていた頃、長時間労働と不規則な生活がたたり、過労で倒れてしまいました。約2ヶ月の休養を余儀なくされ、「このままではいけない」と働き方、そして生き方そのものを見つめ直すことに。

本場の味と文化を学ぶため、そして自分の人生をリセットするために、台湾という外国へ渡ることを決意しました。

言葉の壁を越えて、現地の暮らしへ

「まずは言語から!」と、台北の淡江大学、高雄の中山大学で合計1年2ヶ月、台湾華語(中国語)を猛勉強。なんとかビジネスレベルのコミュニケーションが取れるようになり、現地のレストランや日系企業、さらには中医学の診療所でも働く機会に恵まれました。

市場のおば・おじちゃん、料理人の仲間、台湾人の友人やその家族たち。彼らとの何気ない会話や食卓から、「暑い日は青草茶を飲む」「目が疲れたら菊花茶」といった、生活に根付いた本物の知恵を学んだ5年間でした。

新たな挑戦Webの世界へ

コロナ禍で日本へ帰国。外食産業の厳しさを改めて痛感し、「もっと多くの人に、場所を選ばずに薬膳の魅力を伝えたい」という想いが強くなりました。

その想いを形にするため、営業職を経てWebマーケターに転身。サラリーマンとして働きながら学びを続け、「日本中医薬膳師」の資格、そして語学力の証明として「HK漢語水平考試6級」を取得しました。

現在はフリーランスとして活動しながら、日本で台湾人の妻と暮らし、年に数回は台湾へ「里帰り」する生活を送っています。

なぜ、わたしが薬膳を伝えるのか

実際の薬材の写真

もともと私は、原因不明の頭痛や腹痛など、日常の小さな不調を感じやすい「敏感な体質」でした。

しかし、台湾での生活や薬膳の学びを通して、自分の体質に合わせた食材を選び、食べるものを意識することで、心と身体が良い方向へ向かうことを自分の身体で実感することができました。

この忙しい現代社会で、心身のバランスを崩してしまった人が、ほんの少しでも自分をいたわる時間を取り戻すきっかけになる。それが、わたしにとっての薬膳です。

このブログでお届けすること

  • 【薬膳レシピ】
    • 専門用語はわかりやすく解説し、なるべくスーパーで手に入る食材で、手軽に作れる「ととのえ」レシピを紹介します。
  • 【食材辞典】
    • 食材の効能や、美味しくて効果的な組み合わせ、避けたい食べ合わせなどを分かりやすく解説します。
  • 【台湾の知恵】
    • 現地での5年間の暮らしや、台湾人の妻や元同僚、友達との日常から学んだ、リアルなライフハックをお届けします。
  • 【ご注意いただきたいこと】
    • このブログで紹介する薬膳は、医療行為を代替するものではありません。私自身も医師ではなく、あくまで日本中医薬膳師や自分の経験としての知見を共有するものです。体調・体質には個人差がありますので、つらい症状が続く場合は、必ず専門の医療機関を受診してください。

お仕事のご相談

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。


メディアでの執筆、レシピ開発・監修など、お力になれることがございましたら、お気軽にご連絡ください。(一応、台湾華語での対応も可能です)

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